味噌汁。御御御付。
日本の食卓に並ぶ汁物ランキング堂々のナンバーワンだろうけれど、私はどうもこいつが苦手。
なんか毎回味がバチっと決まらないし、作りたい量の倍以上こさえてしまうから、なんだかどうもそりが合わない。
毎回水や味噌の量をちゃんと量れっていうのも至極当然。
でも毎日の料理にそんなご丁寧なものは使わないキッチンが好きなんだ。
こんなものがキッチンに増えた日にはもう・・・だ。
こういう時は実家の母の料理を思い出す。
想えば私があまり味噌汁を好まないのは、母の作るそれのランダム性が苦手だったからかもしれない。どちらかと言うと味噌の薄い日が多かった気がする。
実のところ味噌汁の具なんてのは、豆腐、油揚げ、わかめ。この3つでいい。
玉ねぎやらジャガイモやら、他の食材が入ってしまうと、なんだかどうも残念な気持ちになってしまう。
ところがどうだ、実際に作る身になってみると、なんでも受け入れる味噌汁の包容力たるや。
味噌を溶いただけの湯なのに、根菜でも葉物でも受け止めてくれるもんだから、そりゃあ冷蔵庫でミイラになりかけの諸君らの最後の打席にはもってこいである。
そのことに味を占めてなんでもホイホイ入れてしまうから、想定量の倍以上が完成する。だから私の作る味噌汁は、厳密には「味噌具」だ。

今日は冷凍しておいたキノコ類に新玉ねぎ、角切りのかぼちゃ、油揚げに豆腐。
こんなに鍋たっぷりに作ってどうしようと言うのか。夜冷蔵庫に入れて2日間食べる他ない。
味噌はタニタ食堂のものが旨味が強くてお気に入り。なんか体にいい気がするしね。
かぼちゃを煮崩れさせたくて今キッチンでグツグツ煮込んでいるが、この後味噌を溶かす作業が待っている。
こればっかりは何度やっても一発でバチっと決まることがない。
何度も試して覚える他ないんだろうなぁ・・・


